カメラ・名前辞典・五十音順 
ナ〜ワ        

 カメラの名前・ブランドとは一体どのくらいあるのでしょうか?
 どれだけ集められるかわかりませんが、カメラの名前を集めて辞典を作ってみます。
 わかる範囲でカメラ名・メーカー・国籍・レンズ・使用フィルム・画面サイズ・解説を載せてあります。本来なら画像も載せたいのですが、映像を集めることと、処理する能力が不十分なので、このコーナーでは載せられません。資料のありそうなサイトがあるものはリンク先を載せておきます。あまり新しいものは割愛して1960年代くらいまでのものを集めます。

 
カメラ名・アルファベット順のコーナーもあります。
 
写真の用語に関しては、別ページの『写真用語辞典』にあります。
Jマークの資料は役立ち情報サイトに、Lマークのものはクラシックカメラ解説
Wマークのものは欲しいカメラTマークのものは珍変カメラにまとめてあります。  342収録

 ナ行〜ワ行                          ア行〜タ行へ

ブランド名 メーカー 生産国 型番 レンズ フィルム モジュール 解説 資料
ニコノス NIKONOS 日本光学 日本 ニッコール 135 24*36 ニコンの送り出した、水陸両用カメラです。発売以来40年間改良を重ねながら進化しました。Oリングの発明を受けて開発されたもので、それまではごついハウジングの中にカメラを入れて水中専用でしか使えなかったもの、そのままで簡単に水中撮影が出来ると言うので、評判を呼びました。  水中撮影を身近なものにした功績は非常に大きいと思います。
ニコン F NIKON F  日本光学 日本 ニッコール 135 24*36 日本光学が発売したペンタプリズム式一眼レフの一号機でありますが、設計思想の先進性で長年基本設計の変更無しでニコンの一眼レフは進化しました。レンズのFマウントもエレクトロニクス時代で電気接点の導入とか以外の変更無しで数十年と言う年月に耐えてきました。今では、クラシックカメラの中に入れられることも多いですが、現役で動いているものが非常に多いものです。  東京オリンピックの取材合戦において、一眼レフの優位さとNIKON Fの優秀さを世界のプレスカメラマンに知らしめて、一気に世界の頂点に上り詰めると共に、世の中を一眼レフ時代へと導いたエポック・メーカーでもありました。 L
ニコン S NIKON S   日本光学 日本 1・2・3・SP ニッコール 135 24*36 ニコンのレンジファインダー・フォーカルプレーンシャッターのカメラです。最初はコンタックスの真似からのスタートでしたが、改良を重ねるうちの本家のツァイスを追い越しSPに至っては世界最高峰のカメラになりました。近年になりS3が復刻版として限定販売されましたが、2005年にはSPが復刻・限定販売されます。72万と言う破格の値段になります。レンズ交換に連動して無頼とフレームが追加され、パララックス自動調整機能とレンジファインダーの弱点を補強したメカニズムと、ニッコール交換レンズ群のファンは根強いものです。
ニッカ  NICCA ひのまるや 日本 T・U・V ライカマウント 135 24*36 ライカコピー機の一つですが、ボディのきれいな曲線が印象的なカメラです。工作精度のよさと共に同種カメラの中でも評価の高いものです。
ニッケン  フレックス NIKKEN FLEX 日本光研 日本 リヒター 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。 J
ネッター NETTAR ツァイス・イコン    ZEISS IKON ドイツ ノバー 120 6*9・6*6 ツァイスがイコンタの普及品として発売したブランドです。スプリングカメラではボディなどはイコンタと同じでシャッターとレンズでコストダウンしています。       ツァイスのカメラの場合○○○/××と言う型式番号を使い××が2なら6*9、16なら6*6、24なら35mm、無しならセミ判となっています。 J   L
ノボ  35 NOBO  35 第百精光 日本 富岡光学   トリローザ 135 24*36 戦後の35mmレンズシャッターカメラ輸出全盛時代に作られたもので、当時評判のよかったトリローザを載せています。。
ノリタ 66 NORITA  66 ノリタ光学 日本 120 6*6 後にトプコンに吸収されましたが、グラフレックスのブランド名をかぶっていました。フォーカルプレーンシャッターの6*6一眼レフで。プロ用を意識したものです。
パ−ソナル VIEWMASTER  PARSONAL ビューマスター アメリカ 135 24*24 ステレオカメラです。日本では普及しませんでしたが欧米ではかなり普及してカメラもビュワーとかステレオプロジェクターも色々発売されています。日本からも輸出されています。
パール PARL 小西六 日本 1・U・V・W ヘキサノン 120 6*6 最初は六桜社という会社になっていますが、途中からは小西六写真工業が発売し、表看板になるほどの評判を得たカメラです。使われたヘキサノン・ヘキサーは当時としては最高の評価を受け、今でもかなりのファンがいます。 J
バイキング VIKING アグファ   AGFA   アンスコ  ANSCO ドイツ   (アメリカ) アグナー・アポタール・ゾリナー 120・620 6*9 ドイツアグファ社の6*9スプリングカメラですが、アメリカアンスコ社向けのOEMでも出され、対米輸出用には620仕様の物あるようです。使用フィルムを確認しないと面倒なことになります。
パクシナ   29 PAXINA   29 ブラウン  BRAUN ドイツ STEINASR 75mm2.9 120 6*6 6*6カメラの中では珍しい沈胴式レンズを使ったものです。大衆機のレベルですが意外としっかりしたものです。小さいことと蛇腹など無いことからオックスフォード大学の洞窟クラブが探検に使ったそうです。 L
パクセッテ PAXETTE ブラウン  BRAUN ドイツ カタゴン・ 135 24*36  ブラウン社の35mmカメラです。他社のレンズや自社のレンズを使い、積極的に露出計を組み込むなど、独自性を出そうとしたカメラが多いです。
ハニーウエル    ペンタックス HONEYWELL PENTAX ハニーウエル+旭光学 日本 タクマー 135 24*36 アサヒペンタックスがムービー機器メーカーのハニーウエル社向けにOEM生産したもので、ペンタックスのロゴの上にHONEYWELLの文字が入ります。
パックス PAX 大和光機 日本 M2 ルミノール45mm3.5 135 24*36 一見レンズ交換のライカコピー機に見えるような距離計連動のカメラです。ほとんど輸出専用のカメラのため国内ではほとんどありません。
ハッセルブラッド HESSELBLAD ハッセルブラッド ドイツ 120 6*6 6*6一眼レフの王者といわれています。レンズシャッターフィルムパック交換式のプロ、高級アマチュア用のものです。ボディ自体にはさほどの機能が無いわけで、レンズやフィルムバックのバリエーションに富んでいます。
パノン PANON パノン写真商工 日本 A〜AV ヘキサノン 50mm 120 本格的パノラマカメラでレンズが首を振り140度の画角で撮影できます。今のごまかしのパノラマではありません。120フィルムで6枚撮りです。シャッターはBと1/100・1/200の三速です。
ハリナ プレフェクト HARINA PREFECT HARINA   ハリナ 香港 6*6 かなり簡単な構造の二眼レフのようです。日本人にとっては実用品ではなくコレクション用でしょうね。
ハリナ ロールズ HARINA  ROLLS HARINA   ハリナ 香港 135 24*36 入門用の35mmカメラ。いかにも香港の安カメラと言う感じのものです。
バルダー BARDAR バルダ   BALDA ドイツ  バルダ社のカメラでバルディックス同様、色んなメーカーのレンズとシャッターを組み合わせて作り上げています。バルダ社のカメラは割合と頑丈に作られています。性能は他のドイツカメラ同様レンズとシャッターの組み合わせで格が推測出来ます。 J
バルディックス BALDIX バルダ   BALDA ドイツ エナゴン・バルダナー・ラディオナール 120 6*6  バルダ社のスプリングカメラです。戦前から戦後にかけてたくさんあったドイツの中堅カメラメーカーのもので、レンズもエンナ・ローデンシュトック・シュナイダー・自社ブランドなど色々な物を使い、シャッターもコンパー・プロンターなど色々です。  組み立てもしっかりしており、後半の物は独自の自動巻きとめシステムが付いています。 L
バルディクセッテ BALDIXETTE バルダ   BALDA ドイツ バルダー 120 6*6 バルダの沈胴式6*6カメラです。入門用のゾーンフォーカスのカメラです。
バルディネッテ BALDINETTE バルダ   BALDA ドイツ 135 24*36 バルダ社の35mmカメラです。手堅く作られたドイツらしいカメラです。
パルフェクタ PARFEKTA WELTA ドイツ テッサー等 120 6*6 ウェルタ社の意欲的?な二眼レフです。二眼レフでありながら蛇腹がついて畳めると言うものです。実用性はともかく珍しいものです。
バロン シックス BARRON  6 中央精機 日本 120 6*6/6*4.5 1950年当時のスプリングカメラ時代に作られたものです。あまり数は無いようです。 J
ピジョン  35 PIGEON 遠藤カメラ   信濃光機 日本 ピジョン 135 24*36 戦後の35mmレンズシャッターカメラ全盛時代1950年当時に作られたものです。製造元と発売元がはっきりした日本では珍しいカメラです。。
ピジョン  フレックス PIGEON  FLEX 遠藤カメラ   信濃光機 日本 トリローザー 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。  人気のトリローザを載せています。 J
ピックス PIX DRUOPTA チェコスロバキア 120 チェコ製の固定焦点F11と16シャッターB・25・50・75と言う初心者用カメラです。ベークライトと金属板の二眼レフカメラです。
ビトー l ll lla VITO フォクトレンダー  VOIGTLANDER ドイツ l ll lla カラースコパー 135 24*36 フォクトレンダーの35mmスプリングカメラです。名玉カラー・スコパーを搭載しシンクロコンパーやプロンターなどシャッターのバリエーションがあります。最後の方でアクセサリーシューが付き、距離計の付いた物も出ました。 L
ビトー a b VITO  a b フォクトレンダー  VOIGTLANDER ドイツ a  b カラースコパー等 135 24*36 フォクトレンダーの35mmカメラですは同じ名前でもこちらは普通のスタイルのカメラです。大きなファインダーが特徴的なものです。セレン式露出計がついたものが多いようです。
ビトマティック VITOMATIC フォフトレンダー  VOIGTLANDER ドイツ カラースコパー等 135 24*36 フォクトレンダーの35mmカメラ。露出計内蔵式のカメラの始まり時代のものです。セレン式露出計は壊れていなければ電池が不要なため今でも使うことが出来ます。
ビューティ 35 BEAUTY 35 太陽堂 日本 カンター 135 24*36 東京・板橋にあった太陽堂の35mmカメラです。1950年代から60年当時までの製造です。この頃は35mmレンズシャッターカメラ全盛でメーカーも乱立していました。
ビューティ フレックス BEAUTY FLEX 太陽堂 日本 カンター 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。 J
ピュルマ スペシャル PURMA  SPECIAL PURMA 英国 BECK 127 34*34 金属製3速フォーカルプレーンシャッターとか一見おもちゃ風ですがそうでもないのかなと言う感じです。スタイルもユニークです。プラスチックレンズを使っているようです。
ファースト  シックス FIRST  6 常盤精機 日本 120 6*6 戦後のスプリングカメラ全盛時代に乱立した物も一つです。輸出を中心に作られたものが多いです。 J
ファースト  フレックス FIRST  FLEX 常盤精機 日本 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。前玉回転の普及機です。 J
フェニックス FENIX WARSAWSKIE ポーランド EUKTER45mm2.8 135 24*36 珍しいポーランド製の35mmカメラです。距離計も無しシャッターは1/10〜1/250の普及機です。シンクロX接点もついています。写り等は不明です。
フォクトレンダー FOIGHTLANDER メーカー名 ドイツ ヘリアー  スコパー フォイター  等 世界最古の光学メーカーと言われています。戦前戦後に色んなタイプのカメラを作りました。会社消滅後、日本のコシナがブランド名を取得して同じ名前でカメラを出していますが、一応別物と考えてよいと思います。
フォス ディアックス VOSS DIAX VOSS ドイツ クセナー 135 24*36 ドイツ製レンズシャッター、レンズ交換35mmカメラです。ドイツには非常に多いパターンです。ファインダーは50mmと85〜90mm用が組み込まれています。
フォートン FORTON フォートン  FORTON アメリカ 828 25*25 アメリカで訪問販売、カートリッジフィルム、無料プリントなどの営業方針で1960年代に販売された特殊なものですが、会社倒産後は資材の供給が無く使えなくなっています。
フォス  フレックス FOTH   FLEX FOTH   フォス 120 6*6 フォーカルプレーンシャッター採用の変り種二眼レフですが、そのほかのところで特別なところのなおものです。希少価値はあるようです。
フジカ シックス FUJICA 6 FUJI   富士フィルム 日本 120 6*6 富士フィルムの6*6スプリングカメラで軍艦部分を少し丸めた形が印象的なものです。かなり高級品の部門に入りました。 J
フジタ  シックス FUJITA  6 フジタ 日本 120 6*6 プロ・スタジオ用を意識した6*6一眼レフの高級品です。アメリカ・カリマー社へOEM輸出もされています。
フジペット  66 FUJIPET 富士フィルム 日本 メニスカス単眼 120 6*6 元祖フジペット…プラスチックボディのカメラでおもちゃに近いのですが、メニスカス単玉のレンズはかなりのもので、おもちゃとは違いきちんと写るものです。これを買ってもらって写真を始めた子供も多いでしょう。写真普及に関しての貢献度は大きなものです。
フジペット35 FUJIPET  35 富士フィルム 日本 メニスカス単眼 135 24*36 富士フィルムが写真の普及のために送り出した、プラスチックボディの35mm低価格カメラです。今のレンズ月フィルムに近いものですが、簡単でそこそこ写ると言うので、写真入門や行楽のお供に使われました。今では、マニアの蒐集対象です
プラクチカ PRAKTICA   FLEX IHAGEE ドイツ テッサー他 135 24*36 35mm1眼レフを築き上げた功労者の一つです。プラクチカマウントとして他社も採用したくらいです。交換レンズも各社から各種出ています。
フラッシュ  バンタム KODAK  FLASH  BANTAM KODAK コダック アメリカ 828 28*40 今は無き828フィルムを使うスプリングカメラです。参考資料の項にある会社では作成しているようですが普通には入手できません。
ブラッド ウイン フレックス BLADWIN  FLEX ナショナル  カメラ アメリカ Maestar 57.5mm 4*4 アメリカ製の4*4二眼レフです。金属製のようですが、アメリカ製らしい入門用のものと思われます。
フランカ  デュアル FRANKA DUAL フランカ   FRANKA ドイツ 120 6*6/6*4.5 フランカの入門用の単速シャッター絞り三段のスプリングカメラです。ゾーンフォーカスになっていてかんっぜんに入門用ですがマスクによりフォーマットが変えられます。
フランク   シックス FRANK 6 東成光機 日本 せりたー 120 6*6 ドイツにフランカーと言メーカーがありますがこれは関係ありません。戦後のスプリングカメラ時代に乱立したメーカーの一つです。 J
プリズマット PRIZMAT マミヤ 日本 セコール48mm2.8 135 24*36 マミヤのレンズシャッターレンズ固定の一眼レフです。クイックリターンミラーも付いています。一眼レフ時代に入り各社が作ったレンズシャッター一眼の一つです。しかし、レンズの変らないズームでもない一眼はコンパクトカメラとの事実上の差は無く、複雑で高くなるだけのデメリットが目立ち消えて行きました。
プリモ PRIMO SEMI 第一機工 日本 120 6*4.5 スプリングカメラ全盛時代に作られたセミ判ものです。東京光学との関係は不明です。 J
プリモ  ジュニア PRIMO Jr プリモ 東京光学 日本 トーコー 127 4*4 東京光学のしっかり作られた4*4二眼レフです。地味な印象ですがレンズのよさもあり、人気のあったものです。 J
プリモ   フレックス PRIMO  FLEX プリモ 東京光学 日本 トーコー 120 6*6 プリモというブランド名は映写機などでは良く通っていたものです。東京光学のトプコンに発展してゆくもので、品質のしっかりしたカメラとして評価されています。 J
ブリラント BRILLANT VOIGTLANDER フォクトレンダー ドイツ フォイター・スコパー・ヘリアー 120 6*6 フォクトレンダーの二眼レフカメラで最高級のヘリアー付きの物も存在します。ローラーやイコフレックスに隠れて地味な存在になっていますが、カラースコパーやヘリアーつきのものは最高の評価を得ています。
プリンス   フレックス PRINCE  FLEX 東洋精機光学 日本 ルミナー 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。 J
フルビュー  フレックス FULLVUE エンサイン  ENSIGN 英国 120 6*6 エンサインの二眼レフですがセルフィックスなどと違いこちらはおもちゃに近い品物です。エンサインもフィルムメーカーですから、写真の普及とフィルム販売拡張の為にフジペット的なカメラも出したわけです。これはコダックやアグファなどのフィルムメーカにも共通する作戦です。
フレクサレット FLEXARET MEOPTA  メオプタ チェコスロバキア T・U・V・W・X・Y・Z ベラー/他 120 6*6 旧チェコスロバキアの東陣営最高の光学メーカーメオプタ社の二眼レフカメラです。 近年まで生産されていたので新しい型のものは程度のよいものが多いようです。35mmフィルムが使えるローライキンのような物もあります。信頼性の高いものです。
プレスバン PRESSBAN 鈴木光学 服部時計店 日本 タクマー 120/135 6*6/24*36 非常にユニークなカメラで120で6*6を撮影し35mmのフィルムも使えるというスプリングカメラです。発売が服部時計店になっています。ファインダーも6*6とは別に35mmの物も用意されています。形はプレスカメラをイメージしたものです。
ブローニー  スターフラッシュ BROUNIE STAR FLASH コダック アメリカ 127 4*4 コダックのフラッシュ付きベークライト製の入門カメラです。典型的アメリカカメラです。こうした4*4カメラでポジの写真を撮りスライドで鑑賞するのがアメリカのスタイルでした。4*4は35mmと同じ大きさのマウントで同じプロジェクターが使えます。
ブローニー  スターフレックス BRWNIE STARFLEX KODAK コダック アメリカ 127 4*4 コダックの4*4二眼レフで120フィルムを使わなくてはなりません。性能から言っても実用品ではありません。
ブローニー  ターゲット BRWNIE TARGET KODAK コダック アメリカ 127 4*4 コダックのボックスカメラの代表格です。入門機として大量に出たらしくふんだんにオークションには出てきます。ただし、USAコダックは127とか620とかフィルムの供給が無いものが多いです。
ブローニー  ターゲット  シックスー20 BROWNIE TARGET SIX-20 KODAK コダック アメリカ 620 6*6 コダックの典型的ボックスカメラで620規格のフィルムを使います。120のフィルムを巻きかえれば使えますがあえてそこまでするほどのカメrではありません。一連のアメリカコダックのカメラと同様です。
ブロニカ ZENZA BRONICA ブロニカ 日本 ニッコール他 120 6*6 日本製の6*6高級一眼レフでハッセルの向こうを張ったものです。初期にはニッコールの供給を受けていました。こちらはフォーカルプレーンを使いレンズの自由は大きいです。サイズは一回り大きくなります。
プロミネント PROMINENT VOIGTLANDER フォクトレンダー ドイツ ウルトロン他 135 24*36 フォクトレンダーのレンズシャッター、レンジファインダーのレンズ交換式カメラです。レンズシャッター式の中では意欲的なカメラです。レチナのようにコンバーターではないのでレンズの性能は犠牲になりません。
ベスター シックス VESTER 6 銀鈴光機 日本 120 6*6 スプリングカメラ全盛時代の製品です。丁寧に作られていると言われています。 J
ベセラー  トプコン BESELLAR   TOPCON トプコン 日本 トプコール 135 24*36 トプコンの対米輸出用のブランドです。エギザクタマウント採用です。交換レンズの多様さで海外ではかなりの数が出回りました。
ベッサ BESSA フォクトレンダー  VOIGTLANDER ドイツ フォクター・スコパー・ ヘリアー 120 6*9/6*4.5 戦前、戦後を通じて多様なレンズとシャッターで作られたスプリングカメラのスタンダードナンバーです。当時のドイツカメラの常識どおりレンズによって格が変ります。  戦後になりスコパーとヘリアーはカラー・スコパー、カラー・ヘリアーと名前を変えてコーティングが付きました。ヘリアーつきは最高級で数も無く高価なものになります。 J
ベッサ 新 BESSA   japan COSINA 日本 135 24*36 フォクトレンダー社が消えて年月が経過した後、日本の光学メーカーコシナがブランド名の使用権を獲得して35mmレンジファインダーの高級機を出す時に使ったものです。旧来のものとは別のものと考えるのが妥当だと思います。京セラ・コンタックスのようなものです。
ベッサ66 BESSA66 フォクトレンダー  VOIGTLANDER ドイツ フォクター・スコパー・ ヘリアー 120 6*6 戦前から戦後すぐ位まで作られた6*6スプリングラメらでコンパクトにすることを目標に設計されているので、ポケットにすっぽり入る大きさでまとめられています。 J
ペトリ  7 PETRI 7 PETRI 栗林 日本 120 24*36 ペトリの35mmカメラですが、緑のファインダーで話題を呼んだものです。
ペトリ・シックス PETRI 6 KURIBAYASI 栗林 日本 120 6*6 35mmカメラメーカーとしてコンパクトから一眼レフまで作ったペトリの初期の製品です。このカメラも国内よりは対米輸出に向けられたので、国内では数の少ないものです。 J
ペトリ  ハーフ PETRI HALF ペトリ 日本 135 18*24 ペトリのハーフサイズカメラですが、この会社は国内よりもアメリカ市場でのほうが活躍した会社です。中古市場でも海外の方がたくさん見かけます。
ペトリ・フレックス RETRIFLEX ペトリ 栗林 日本 135 24*36 栗林光学が作った一眼レフで、伝統の通り丁寧に作られたものです。国内では大手のカメラメーカーに押され、輸出を主体に作られていました。中古品も海外の方が多く残っているようです。
ベビー  ローライ BABY  ROLLEI ROLLEI ローライ ドイツ 120 4*4 4*4の一眼レフで、性能はローライフレックスのものを受け継いでいます。二眼レフとしては小型になっていますが、4*4と言うモジュールは真四角に焼く時は別として、悲痛の写真にする時は40*27くらいにカットしてしまいます。すると、36*24の35mmカメラとのさがあまり無いことになります。機動性と、撮影枚数では全く勝ち目の無い戦いになり、この4*4サイズのカメラ自体が消えてゆきました。今ではフィルムも先進国には無く、輸入品が細々と入ってくるだけで、実用品ではなくマニアの物になっています。国産でもヤシカなどにもあります。
ペリフレックス PERIFLEX K.G.Corfield 英国 Lumar50mm3.5 135 24*36 英国製のユニークなカメラです。ピント合わせは潜望鏡のような反射鏡を下ろして行い終われば引き上げてしまう。フレーミングは普通のファインダーを使うと言う一眼レフもどきです。実用上は非常に使いづらいものだと思います。シャッターも1/1000までも高級スペックです。 T
ベル アンド  ハウエル BELL & HOWELL  ブランド 一般的には8mmムービーカメラで有名な会社です。16mmを含め撮影機から映写機までそろえています。一部35mmカメラなどの手がけたようです。
ペルケオ PELKEO フォクトレンダー  VOIGHTLANDER ドイツ フォクター・スコパー 120 6*6 スマートなスタイルの6*6スプリングカメラです。ベッサ66より一回り大きくなっていますが、軍艦部分にメッキをあしらうなど世代の違うものになっています。 J
ベルフォカ BELLFOCA WELTA ドイツ 1 ll ボノタール105mm 120 6*9/6*6 ウエルタ社の社名が変る頃に作られたスプリングカメラです。
ペルレ PERLE WELTA ドイツ クセナー・カッサー 120 6*4.5 ウェルタ社のスプリングカメラです。戦前に日本に入ってきた数少ないブランドです。6*9の物もあります。珍しくパララックス修正機能の付いたファインダーがついています。1930年代にもかかわらず、レンズが2.9シャッターがコンパー1/400と言うものすごいスペックです。 L
ペンタコン 6 PENTACON 6 ペンタコン ドイツ ツァイス他 120 6*6 ツァイスのレンズを使った6*6一眼レフで東ドイツ側の製品です。事実上ソ連向けになり品質的には段々悪くなったとも言われます。
ペンチ PENTI PENTACON ドイツ 135 24*18 ハーフサイズのコンパクトカメラです。ヴィテッサに似た独特のフィルム巻上げ機構を持っています。金属の磨きだしのような色のカメラです。カートリッジが特殊なようです。ウェルタに分類されることもあります。
ホーク・アイ HAWK-EYE コダック  KODAK アメリカ 620 6*9 USAコダックの高性能スプリングカメラ  620フィルム仕様のためそのままでは使えません。120フィルムを巻きなおせば使えます。
ホースマン  プレス HOUSEMAN PRESS 東京光学 日本 120/他 6*9/他 日本発の本格的プレスカメラ・兼万能カメラとして出されたものです。スピグラやりん保父を意識して作られたものです。前後のアオリも効くスタイルで各分野で使われました。カム交換式距離計連動という機動性もありました。
ボイヤー BOYER ボイヤー フランス 127? フランス製の沈胴式らしきカメラです。シャッターが25と100絞りが二段のベークライト製の入門カメラです。
ボナフィックス BONAFIX フランカ   FRANKA ドイツ ラディオナール・フランカー・トリオタールなど 120 6*9/6*6 中堅メーカー、フランカ社の6*9スプリングカメラの代表機種「ロールフィックス」の兄弟分です。フランカ社はOEMで色んな会社に供給していますから、2型などはどう見ても同じなのに名前が違うと言うものがあります。
ポニー KODAK  PONY コダック KODAK アメリカ 135 24*36 米国コダックの35mm普及機です。アメリカンスタイルの単純なカメラですから、それなりの性能しかありません。
ホビ フレックス HOBI  FLEX 東郷堂 トリローザー 120 6*6 戦後の一時期色々なカメラを生み出した豊橋の東郷堂の二眼レフの一つです。 J
ポラロイド  ランド カメラ Polaroid Land Camera ポラロイド アメリカ 銀塩写真史上でも異色の発明品です。ネガを作らずに自家に反転して陽画を作るもので、最初は表紙を剥がす方式でしたが、後には自動的に飛び出して明るいところでそのまま像が出てきて定着する方式に進化しました。この特許をめぐってコダックと争ったのは有名です。距離測定もソナーを使うなど独特のものです。
ボルセイ C BOLSEY WOLLENSAK アメリカ ウォレンサーク 135 24*36 35mmの二眼レフです。実用性はもうひとつだと思いますが独特のスタイルで目立ちます。
ボルセイ フレックス BOLSEY BOLSEY ボルセイ アメリカ 120 6*6 おもちゃに近い二眼レフです。距離調節はあるようですが、シャッターは単速のようです。
マーキュリー MERCURY ユニバーサルカメラ  UNIVERSAL アメリカ トリコール 特殊35mm 24*24 このカメラのスタイルは一度見たら忘れられないものです。カメラの上部、軍艦部が丸い半円形になっています。これはシャッターがロータリーシャッターと言う回転式のものなので円盤の大きさの関係で特殊な形になったのです。高速回転する円盤で1/1000を得ています。製造が1938−42ですから、かなり進んだカメラです。フィルムは特殊カートリッジに入れた35mmフィルムなので巻き替えのカートリッジを2個以上入手しないと使えません。接写やフラッシュなどもアイデア一杯のカメラですが短命で終わりました。
マウント   シックス MOUNT 6 大成 マウント 120 6*6 戦後のスプリングカメラ全盛時代に乱立した物も一つです。輸出を中心に作られたものが多いです。 J
マガジン35 MAMIYA MAGAGIN 35 マミヤ 日本 セコール50mm2.8 135 24*36 マミヤのボディ交換式のカメラです。レンズではなく中判カメラの様にフィルムパックにあたる部分を変えるもので35mmカメラでは見ない発想のものです。ただし、レンズシャッターの標準レンズのみでフィルム部分の交換するメリットがあまり無いため売れませんでした。希少品かも…
マグン  フレックス MAGN  FLEX クリスター光機 日本 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。  前玉回転の普及機です。 J
マスミー  フレックス MASMY  FLEX 高川光機 日本 モナー 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。  前玉回転の普及機です。 J
マノン フレックス MANON  FLEX 三和商会 日本 エルナー 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。 J
マミヤ   フレックス MAMIYA  FLEX マミヤ 日本 セコール 120 6*6 今では中判のプロや高級アマチュア用カメラのメーカーになっているマミヤ精光の二眼レフで、地味な存在ながらレンズのよさに定評がありました。二眼レフ時代が終わってもC220とかC330などのレンズ交換式二眼レフを作り続けました。 J
マミヤ   ユニバーサル・プレス MAMIYA UNIVERSAL PRESS マミヤ 日本 セコール 120/他 6*9/他 マミヤが作ったプレスカメラで、蛇腹方式ではないため前のアオリは省略されていたが、後ろに蛇腹を入れて後ろのアオリが使える機種もあります。蛇腹式で無い分、機動性に富むため屋外での撮影には良く使われています。その分痛みの激しい物もあります。
マミヤ シックス MAMIYA 6 MAMIYA  間宮光機 日本 120 6*6 フィルム面を動かしてピントを合わせると言う細かい細工に成功し、中判スプリングカメラの弱点とされた距離計連動を実用化したカメラです。  その、操作性の良さは今でも高く評価されています。   レンズにはオリンパスのズイコーを載せたものや自社製のものなど各種あります。ズイコーには曇りの問題がありますから要注意です。 J
マルカ  フレックス MALLCA  FLEX 武蔵製作所 日本 ホリナー 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。 J
ミズホ   シックス MIZUHO  6 瑞穂光機 日本 ルビノン 120 6*6 戦後のスプリングカメラ全盛時代に乱立した物も一つです。輸出を中心に作られたものが多いです。 J
ミドル  フレックス MIDDLE  FLEX 高羽 日本 ベリー 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。前玉回転の普及機です。 J
ミノックス  MINOX MINOX ドイツ 16mm 16mmカメラとしては一流品です。アクセサリーも各種用意され完全に一つのジャンルとなっていた時代もありました。
ミノックス  35 MINOX  35 MINOX ドイツ ミノタール35mm2.8 135 24*36 16mmカメラメーカーが時代の変化に対応して発売した35mmスプリングカメラです。本来のミノックスのポリシー通り携帯に便利でよく写るカメラです。ワイドレンズのついたスプリングカメラは珍しいものです。
ミノルタ 35 MINOLTA 35 千代田光学 日本 T・U ライカマウント 135 24*36 ライカコピー機ですが、チヨタックスとは違い、スタイルやフィルム装填などで独自性を打ち出したものです。この時代からはミノルタブランドで出しています。
ミノルタ   オートコード MINOLTA AUTOCORD ミノルタ 日本 ロッコール 120 6*6 日本の二眼レフの最高レベルのものといわれるものです。ローライフレックス同様のクランク式巻上げを採用し、機動力を上げ、ロッコールのよさと共にプロに愛用されたものです。人物写真で続けて何枚もシャッターを切るスタイルが始まった時代でもあります。 J
ミノルタ   オートワイド MINOLTA AUTOWIDE ミノルタ 日本 ロッコール35mm2.8 135 24*36 ミノルタのワイドつき35mmカメラです。大きなファインダーにセレンの露出計、少しずんぐりしたフォルム・・ドイツのカメラを思わせるものです。オリンパスワイドほどは出回っておりません。
ミノルタ   シックス MINOLTA 6 CHIYOKOU  千代田光学 日本 120 6*6 千代田光学・ミノルタのスプリングカメラで普通の形式のものになる前には前板が飛び出す日本では少ないタイプの物も作っていました。レンズは後のロッコールに発展するものが付けられ、評判を得ました。 J
ミノルタ   フレックス MINOLTA  FLEX CHIYOKOU  千代田光学 日本 120 6*6 ミノルタ・千代田光学の二眼レフでクランク式のフィルム巻上げのオートコードになる前の物で、比較的数は少ないですが性能的には同じもので故障もこちらの方が少ないとも言われています。 J
ミノルタ  16 MINOLTA  16 ミノルタ 日本 16mm ミノルタ製の16mmカメラで、完全な実用品として作られています。海外では高い評価を得ていました。16mmシネフィルムはイオまでも入手できますから使うことは出来ます。このカメラ用に引伸機まで発売するほど力を入れたものです。
ミノルタ A MINOLTA  A 千代田光学 日本 1〜2 135 24*36 丸っこいずんぐりのボディが特徴の35mmレンジファインダーカメラです。一斉に発売された距離計連動、レバー巻上げの35mmカメラの中で手堅いカメラ作りの千代田光学の姿勢が評価されたカメラです。一眼レフ時代に入りミノルタという社名になる以前は地味な印象のメーカーでした。
ミノルタ フレックス  ミニ MINOLTA FLEX MINI ミノルタ 日本 127 4*4 ミノルタの4*4一眼レフです。しっかりと作られたものですが、他の4*4二眼レフ同様、その原板サイズの半端性から消えてゆく運命にありました。非常に少ないものです。
ミノン  シックス MINON 6 大和光機 日本 120 6*6 スプリングカメラ全盛時代に作られたもので。距離計を内蔵させるなど高級志向の物も作られています。 J
ミハマ・ シックス MIHAMA 6 三浜精工 日本 ミハマ 120 6*6 非常に意欲的に作られたカメラだそうです。戦後の一時期に丁寧に組み立てられたものです。時代の変化と共に消えていったメーカーの一つです。 J
ミューズ  フレックス MUSE  FLEX 日本 ボルダ版のおもちゃカメラです。 J
ミローナ MILLONA MEOPTA  メオプタ チェコスロバキア 1・2 ミラール 120 6*6 旧チェコスロバキアの東陣営最高の光学メーカーメオプタ社のスプリングカメラです。2型にはレンズが1mm傾くアオリシステムが組み込まれています。建築物を写す時とかに歪を補正することが出来るとされていますがピンとグラスを使うようにはなっていませんから、。経験と勘に頼るしかないでしょうね。使い方では面白いカメラです。今でもメオプタ社のHPに掲載されていてサービスも受けられるようです。 L
メイスピー  ハーフ MAYSPY HALF 東郷堂 日本 サンコール 135 24*18 1930年ごろに豊橋で設立され数々のカメラを作った東郷堂のハーフサイズカメラで1959年当時の製造です。半分おもちゃですが、これで写真を始めた人も多いと思います。
メダリスト MEDARIST コダック  KODAK アメリカ 1・2 620/他 6*9 USAコダックが米軍用に開発した連動距離計内蔵の高性能6*9カメラです。一見、丸っこい35mmカメラに見えますが、大型のがっしりしたカメラです。620フィルム仕様ですが120フィルムを巻きなおしてでも使う価値がありそうです。 W
モスクワ MOSKVA ソ連   ロシア T・U・V・W・X 120 6*9/6*6 ソ連のツァイスイコン・イコンタのコピーからスタートしたスプリングカメラです。番号が進むほどにオリジナルからは離れてゆきました。初期のものはほとんど同じものです。ロシアカメラ全般の欠点、光漏れなどはやはり発生するようですから、、こまめに手入れをして使う必要がありようです。最近は大量に流入しているようです。
モンテカルロ MONTE CALRO モンテカルロ フランス 120 6*9 数少ないフランス製のカメラです。6*9のスプリングカメラです。1948年頃にしてはシャッターなどのレベル1/125は低いものです。シャッターケースの小窓から天候による露出などが分かるアイデアも見られます。
ヤシカ   44 YASHICA  44 ヤシカ 日本 127 4*4 ベビー・ローライのコピーとして裁判沙汰にまでなったカメラです。完成度の高い4*4フォーマットの二眼レフカメラです。ベビー・ローライ同様、4*4と言う中途半端なフィルムサイズと二眼レフ時代の終焉と言うダブルパンチで短命に終わりました。
ヤシカ  エレクトロ35 YASHICA ELECTRO 35 ヤシカ 日本 ヤシノン 135 24*36 ヤシカを代表する35mmカメラです。横長のファインダーに名前の通り露出計内蔵のものです。レンズもf1.7とか大口径のものを載せています。むしろ後年になってから人気が出たようです。
ヤシカ   フレックス YASHICA  FLEX ヤシカ 日本 A・B・C・D・ルーキー・マット ヤシノン 120 6*6 大衆二眼レフの片方の勇としてリコーと争ったものです。スタートはヤシマ・フレックスとしてですが、すぐにヤシカブランドになっています。リコーに対抗しながらも、前板移動という高級機と同じスタイルを維持したため、最終的には国内の大衆機の王者になりました。  しかしながら、あくまでも大衆機路線を歩んだため、高級マニアやプロからは一段低いものとされ、「ミノルタ・オートコード」『マミヤ・フレックス』などには及ばないとされてきました。 J   L
ヤシマ フレックス YASHIMA FLEX 八州光学 日本 トリローザー 120 6*6 すぐにヤシカに変りましたが、レンズのよさとしっかりした作りで、評判のよい物です。 J
ユニオン  セミ UNION  SEMI ユニオン光学 日本 コノール 120 6*4.5 ドイツにフランカーと言メーカーがありますがこれは関係ありません。戦後のスプリングカメラ時代に乱立したメーカーの一つです。 J
ユニバーサル   フレックス UNIVERSAL FLEX 日本 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。 J
ライカ LICA ライツ ドイツ 1・2・3・M 135 24*36 35mmカメラの本家本元。ライカ判と言う言葉さえあるカメラです。35mmカメラの王者の座を譲ることはありませんでした。  世界のレンズ交換式35mmカメラのほとんどはこのライカのまねから始まっています。
ライラ  シックス LYRA 6 富士光機 ライラ 120 6*6 戦後のスプリングカメラ全盛時代に乱立した物も一つです。輸出を中心に作られたものが多いです。
ライラ フレックス LYRA  FLEX 富士光機 日本 フジコー 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。
ラファイエット ワルツ 日本 ラファイエット 135 24*36 ワルツの輸出専用の35mmカメラです。35mmの輸出が盛んな1960年ごろの製造です。
リーダ  フレックス LEADA  FLEX 日本 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。 J
リコー   オートハーフ RICOH AUTOHALF リコー 日本 135 18*24 ぜんまい仕掛けでフィルムを巻上げシャッターをチャージすると言うアイデアで爆発的人気を博しました。今なら、電池仕掛けで当たり前のことですが…メカ的には結構トラブルもありました。ハーフサイズブームの時の花形でした。 J
リコー 35 RICOH 35 理研   RICOH 日本 リコマット 135 24*36 リコーの35mmカメラ1955〜、そこについたピストルの引き金のようなトリガーレバーで巻上げを行うユニークなものです。レンズ脇にシャッター機構などのカバーの付いたスタイルも目立ちます。56年のデラックス型からはこのカバーが無くなり普通のカメラのように鏡胴の中に納まった全カバー型になりました。 J
リコー  フレックス RICOH FLEX 理研   RICOH 日本 T・U・V・W・X・Y・Z・ダイヤ・スーパー・マジック リコー     リケノン 120 6*6 大衆用二眼レフの代名詞ともなったものです。上下のレンズを歯車で連結することによってピント合わせをするもので、レンズボード(前板)を平行に動かすより簡単であり、コストダウンに役立ちました。リコーフレックスはボディも鉄板をプレスしたものを使い、こちらでもアルミ・ダイキャストに比べ安く上がりました。低価格と写りのよさを武器に内外共に良く売れたものです。  ヤシカがライバルとして最初からアルミボディ。前板移動方式と言う高級機スタイルでコストダウンしてきてリコーの路線が偏光せざるを得なくなりZ型までと、それ以降では全く違うスタイルになっています。リコーがリコーらしいのは歯車式であるというファンが多く居ます。 J
リコー 500 RICOH 500 リコー 日本 135 24*36 カメラの底に付いた引き金・トリガーレバーでフィルムを巻き上げる、アイデア商品です。国内ではキャノンも採用したことがあります。 J
リコー シックス RICOH 6 RIKENN  リコー 日本 120 6*6 二眼レフのイメージが強いリコーですが、一時期スプリングカメラも作っていました。輸出では結構出ていたようです。国内では珍しい部類に入ると思います。
リケン35 RIKEN35 理研   RICOH 日本 リコマット 135 24*36 リコーの35mmカメラ 1954〜距離計つきヘリコイドタイプのものです。横長のデザインです。 J
リゴーナ BALDA RIGONA バルダBALDA ドイツ リゴナール50mm3.5 135 24*36 バルダの35mmスプリングカメラです。距離計内蔵、二穴式ファインダーです。ライカなどとは違いフレーム用のファインダーはレンズの真上に持ってきています。フレーミングには良いでしょうが機動性には劣るでしょうね。距離計がついているので名前にMESSがつくようです。
リコレット RICHLET RICOH 日本 リコー  135 24*36 リコーの35mmカメラ 1953〜55距離計無しから始まり後期には距離計つきに進化した前玉回転式のものです。 J
レイド lll REID REID & SIGRIST 英国 lll TAYLOR HABSON 135 24*36 ライカコピー機です。英国製となっていますが。シンクロ接点が二個並んだ丸みを帯びたきれいなカメラです。本当に英国でもライカコピー機を作っていたのでしょうか。シャッターは二軸1/1000まであります。おそらくニッカlllだと思われます。
レオタックス LEOTAX 日本 ライカマウント 135 24*36 ライカコピー機の一つですが、丁寧に作られたカメラの完成度と社長の思い入れが有名なカメラです。スタイルは完全なコピー機です。
レチナ RETINA コダック ドイツ T・Ta・Tb・U・Ua・Uc・Vc クセナー・エクター・テッサー 135 24*38 35mmスプリングカメラの代表機種、完成形です。戦前戦後と作られ、同じ型番、同じレンズでもコーティングがあるものと無いものがあります。このカメラは特集したHPがたくさんあります。 J
レチナ フレックス RETINA  REFLEX コダック ドイツ レチナ・クセノン他 135 24*36 レチナブランドの一眼レフです。ドイツ各社が作ったようにビハインド・ザ・シャッター方式です。レンズもそろえて臨みましたが日本各社はレンズ交換に有利なフォーカルプレーン方式で一眼レフ化して行きレチナ・イコンなどのドイツ勢は押し出されてゆきました。
レチネッテ RETINETTE コダック ドイツ クセナー・エクター 135 24*36 レチナより少し安いグレードで出された、普通タイプの35mmカメラです。これになると他社のカメラとの差はなくなってしまいます。ドイツの場合、自社レンズというものが少ないですから、性能は同じものだ出てきます。操作性と好みの問題です。
レディフレックス ANSCO  REDIFLEX アンスコ アメリカ 620 6*6 アンスコ社の二眼レフですがアメリカらしい入門機です。日本では珍しいですがフィルムが620なので注意が必要です。
レニングラード LENINGRAD ロシア ジュピター他 135 24*36 ゼンマイ仕掛けで動く1956〜1968のものです。フォーカルプレーンで1/1000までの高級なスペックです。あまり見かけないカメラです。
レフレックス コレレ REFLEX   CORELLE コッホマン  KOCHMANN ドイツ テッサー他 120 6*6 6*6一眼レフとしてプロに使われたものです。フォーカルプレーンシャッターの高級機です。
レフレックス  ビューティ REFLEX   BEAUTY 太陽堂 日本 キャンター75mm3.5他 120 6*6 ビューティフレックスの太陽堂が作った6*6の一眼レフです。レフレックス・コレレのようなスタイルでスクリューマウントのレンズ交換式です。シャッターはフォーカルプレーンです。非常に少ないものと思われます。
ロード   LOAD チェコスロバキア 135 24*36 同じ名前ですがチェコで作られた35mmカメラがあります。日本ではほとんどお目にかかることは無いと思います。レンズシャッターの大衆機です。
ロード   35 LOAD   35    岡谷光学 日本 1〜5 ハイコール 135 24*36 コンパクトにがっちり作られたレンズシャッターの名機の一つです。時代背景から、フィルムを途中で切断現像するためのカッターが内蔵されているユニークなものでした。フィルムが貴重ならこそのアイデアです。地方の新聞記者などに使われたそうです。
ロードックス LORDOX LEIDOLF ドイツ ロードン 135 24*36 35mm大衆機と思われます。1952〜1957年製造とありますが詳細は不明です。
ローマー UNIVERSAL ROAMER ユニバーサルカメラ  UNIVERSAL アメリカ 620 6*9 アメリカ製のスプリングカメラです。決して高級品ではありませんが金属ボディの丁寧に作られたものです。ただし、アメリカ製620です。
ローヤル  35 ROYAL 35 ローヤルカメラ 日本 トミノール 135 24*36 戦後の35mmレンズシャッターカメラ輸出全盛時代1957年当時に作られたものです。豊島区江古田にあったそうです。
ローライ35 ROLLEI   35 ROLLEI ローライ ドイツ テッサー 135 24*36 ローライが35mm時代に入って作ってレンジファインダーの35mmカメラです。見かけによらず高級品です。しかし、価格などからしてあまり受け入れられることが無くマニアのカメラであったようです。
ローライ  コード ROLLEI  CORD ROLLEI ローライ ドイツ トリオタール・クセナー 120 6*6 ローライフレックスがあまりにも高価であり、販売面では苦しいものでしたので、基本性能を落とさないで、オートマット巻上げやセルフコッキングを省略して、コストダウンしたものです。最初のT型はツァイスのトリオタールを載せましたが、ピントの甘いレンズであり、人物用以外には評判が悪く。それ以降はシュナイダーのクセナーを載せています。これは上級のフレックスにも載せられたことのあるものです。これにより、コードはフレックスに匹敵する写りをするようになりました。  安くなったと言え、このコードでさえ一年分の給料では足りないと言われました。 J   L
ローライ  フレックス ROLLEI  FLEX ROLLEI ローライ ドイツ テッサー・クセナー・クセナタール 120 6*6 世界の二眼レフの王者です。二眼レフのスタイルを確立したカメラで、各種の特許も独占していました。早々と120フィルムなのに自動的に1枚目を設定して最後まで考えなくても、暗いところでも撮れる、オートマットを開発するなど、50年以上前でも今の120カメラよりも進んでいるほどのものでした。非常に高価なもので当時の日本では二年間働いても足りないほどのものでして。 J
ローライ  マジック ROLLEI   MAGIC ROLLEI ローライ ドイツ 120 6*6 ローライが二眼レフ時代が終わりに近づき、35mmが露出計連動・EEとか騒ぎ出した頃に開発して送り出したオートマットのカメラです。ライトバリューの感覚を導入したもので、一見便利ですが、カメラマンの意思に反するところもあり、今の一眼レフのように被写体を計るのではない標準的な反射式露出計の値を丸呑みにする欠点から、普及しませんでした。  新しい割りに今の市場ではローライの中では安値になっています。
ロールフィックス ROLEFIX フランカ   FRANKA ドイツ ラディオナール・フランカー・トリオタールなど 120 6*9/6*6 中堅メーカー、フランカ社の6*9スプリングカメラの代表機種です。フランカ社はほぼ同じものを「ボナフィックス」という名前で出していますし。OEMで色んな会社に供給していますから、2型などはどう見ても同じなのに名前が違うと言うものがあります。 J
ローレル フレックス LAURELFLEX 東京光学 日本 シムラー 120 6*6 東京光学の二眼レフですがこのブランドのは非常に少ないものです。マークはきちんと東京光学のものです。
ロレックス  20 ROLEX 20 USカメラ アメリカ 620 6*9 アメリカ製のスプリングカメラです。決して高級品ではありませんが金属ボディの丁寧に作られたものです。ただし、アメリカ製620です。
ワード フレックス WARD FLEX 太陽堂 日本 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。  輸出用のブランドです。 J
ワゴー  フレックス WAGO FLEX 日本 120 6*6 戦後日本の復興期(1945〜)に作られ、輸出もされた二眼レフの一台です。町工場で作られたため、実態の良くわからない物もあります。ほとんどのメーカーは二眼レフの時代から35mmに移行する頃(1960年代)に消えてゆきました。このブランドもその一つです。後にワルツフレックスに転進したものとか言われています。 J
ワトソン  WELTA WATSON ウェルタ ドイツ カッサー50mm2.9 135 24*36 ウェルタの35mmスプリングカメラの一つです。シャッターもコンパーが使われレンズの明るく、高級アマチュア向けのものです。
ワランス ヒートン 35 WALLANCE  HEATON 35 ヒートンHEATON 英国 135 24*36 英国製の35mmスプリングカメラです。英国王室ご用立てとか言われていますが、日本ではほとんど無いと思われます。
ワルタックス WALTAX 岡田光学 日本 バイオコレックス 120 6*4.5 いわゆる町工場的なメーカーの製品でセミ判のスプリングカメラです。第一光機からも双子カメラが出ていたようです。 J
ワルツ    35S WALZ  35S ワルツ 日本 135 24*36 ワルツの35mmカメラで『故障しません』をキャッチフレーズに1957年ごろ売り出した頑丈なカメラです。
ワルツ  フレックス WALZ  FLEX ワルツ 日本 120 6*6 フィルターをはじめとするカメラ付属品のメーカーワルツが送り出した二眼レフカメラです。製造期間は短いものです。戦後の二眼レフ時代の一台に埋もれてしまっています。 J


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