NIKKOR-Q 105mm 3.5
ニッコールQ 105o

 NIKKOR−Q 105o f3.5 中判用 
  シャッター COPAL No.1 For WISTA B 1 〜 125
    エバーコッキング (セット不要) 解放機構あり
  絞り  3.5 〜 32

 このレンズに関してはあまりネットにもアップされていません。
 イメージサークルは6×9カバーらしいことと、テッサータイプと言うことはわかります。

 グラフレックスボード(自作)

 こうしたレンズがグラフレックスボードについていることは非常に少ないです。
 こんなにリンホフが売れているのかしら…というほどリンホフボードとともにやってきます。
 これも、リンホフから外し、自作のレンズボードにくっつけました。

 このシャッターはコッキング不要タイプです。
 なんとなく頼りない感じですが、最高速が1/125ですから、高速のバネも増えないのですから、これの方が便利なんです。

 このシャッターは天辺にレンズ開放用のレバーがあります。
 このレバーでシャッターを開放にすると絞りも開放になってしまいます。
 ピントグラスを使う時にはものすごく便利ですが、被写界深度の確認は「B」を使ってやることになります。
 シンクロターミナルとレリーズレバー

 シャッターが1番で大きいので接栓が小さく見えます。
 X接点で完全に同調しています。
 そんなに機動力を期待できないレンズですが、場合によっては目測での撮影も可能ですから、使うこともあるかもしれません。
 その横がレリーズ用のレバーです。
 普通に取り付けると左手で切ることになります。
 その脇に、ケーブルレリーズ用のねじ穴もあります。
 手で切るなら、少し回して取り付けたほうがよさそうです。
 トヨフィールドに装着

 明るくはないですが、シャッターもレンズもそこそこ大きいので、4×5のふぃ0るどカメラに載せても貧相には見えません。
 イメージサークルは「W」が付かないのですから、4×5はカバーしないのだと思います。
 ピントグラスで見る分には肉眼で周辺が落ちるほどのことはありません。
 6×9なら、少々のシフトくらいには耐えられそうな感じです。

 このトヨビューもスライダーを取り付けて6×9撮影が楽になるようにする予定です。
 すでに、クラウングラフィックはトヨの物を改造して付けてありますが、レンズ交換、ピント合わせ、フィルムバック取り付け、実写の肯定がものすごくスピーディになります。
 ピント面が後ろに下がるのでワイドレンズでは歩合の悪いのも出るはずですが、普通にはお勧めのオプションです。

        
 クラウングラフィック    トヨフィールド   センチュリーグラフィック

レンズボード作成     トヨスライダー