日本の原点をめぐる旅

花の窟が日本の神社の始めであれば、それからの日本の神社はその末裔たち・・・
 日本の中世以降の仏教の原点が空海であるなら、それ以降の宗派も仏閣もその末裔たち・・・
 それには属さない別の存在たち・・・
 日本人の心の原点を造った、そうしたものを訪ねたささやかな記録です。

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高野山・奥の院 甲山・神呪寺 宮津・籠神社
 空海によって開かれたこの寺からは、これ以降の宗派の開で修行時代に身を置いた人が多い 空海ゆかりの尼僧、が開いたお寺であり、西宮の甲山山腹にあります。  丹後の国宮津、天橋立の西の端に位置する神社で元伊勢と称される古い神社です。
丹生都比賣神社 吉野山・金峯山寺 大峰山・母公堂
 高野山の鎮守として祭られる神社です。和歌山県伊都郡かつらぎ町の山中にあります。八百比丘尼終焉の地とも言われます。 密教寺院として、修験道の寺として栄えた。桜の季節には花に誘われた一般客で込み合うお寺です。05年夏まで秘仏が公開されています。 役の行者によって開かれた修験道の修行場、大峰山の女人禁制結界の手前にある小さなお堂、子を思う母の心はいつの時代も変わらないでほしいものです。