かんのうじ
西宮の背後、小高い甲山の山腹に、このお寺『神呪寺』はあります。
空海が一生に一度だけ、母以外に愛した女性と言われる、真井御前が建立したお寺です。
境内は明るく、世捨て人のこもった寺でないことが分かります。
遥か、難波の海を越え、泉州のかなたに高野の山並みも望めます。
高僧、空海の人間としての原点がここにあるのかも・・・
今では尼寺ではなく、男の住職さんが居られ、見事な眺望は市民の憩いの場となっています。
真井御前は淳和天皇の奥方であった人ですが、数々の伝説を生んだ人です。
その割には、このお寺は明るく、御前の霊はここには残っていない感じです。