SONNAR 135mm f4.0
Carl Zeiss Jena

ツァイス ゾナー 135mm

ゾナー 135mm f4.0  マウント・M42
  カール ツァイス イエナ     東ドイツ 
     3群4枚 ?
   自動絞り 絞込みスイッチあり

 色んなマウントで色んなタイプが作られた、ゾナー135mmの一つです。
 古いタイプの望遠レンズにはいるかと思います。
 絞り枚数は6枚、少しだけ絞り羽根を丸めて正六角形にはならないように配慮してあります。
 ゼブラ模様の一時期海外で流行ったデザインです。

 オークションでオランダから渡って来ました。
 ヨーロッパは日本以上にM42やエキザクタマウントが沢山売れたらしく、オークションには色んなメーカーのものがふんだんに出てきます。
 
 左が無限遠の時の長さで、至近距離の1mまで繰り出すと右のような感じになります。
 135mmになると、出代も大きくなってきます。

 距離や被写界深度の表示は鏡体が黒塗りなので見やすいです。
 ほぼ一回転で無限遠から1mまで合わせます。
 この個体はヘリコイドのグリスのせいか、少し重いです。

 f4ですから明るくはありませんが、フジカST605Nに付けた状態では、ぴんと合わせに苦労すると言うようなものではありません。
 付け根の斜め下にあるレバーが絞り込み用のレバーです。
 いかにも東ドイツらしいと言うか・・・シャッターを切るとこいつがちょこんと動きます。
 絞り機構直結と言う感じです。

 鏡胴の太いレンズが多い中で、このレンズは非常に細く出来ています。
 フジカのように小さなM42カメラとはよくバランスが取れます。

 フィルターもこのカメラの標準レンズと同じ49mmです。
      2009-05-16

 試写レポートはもう少しお待ちください。
 アップで使ったものですがかなりの実力とお見受けしました。