熊野市井戸町の山中にある『大馬神社』今では神社庁の所轄する神社であるが、その神域は古代信仰の場所である事を示す雰囲気です。
こんな小さな神社には相応しくない位の社殿が、民間の寄進で立てられています。つまり、ここも『花の窟』『産田神社』同様民間信仰の対象となっています。
社殿の裏には荒々しい岩山、そしてそこから落ちる滝・・・近世の神社の神域には無い自然に対する人間畏敬がそこに神を見出したことが、現代の我々にも伝わってくる気がします。
観光ルートから外れているため、ここを訪れる人は少ないのですが、自家用車で熊野に来られる方はぜひここを訪れて欲しいものです。国道から5Kmくらいであり、最後の500mが狭くなっていまが駐車場もあり、訪れる価値はあると思います。観光化されていないからこそ、ここにそれぞれの神を見つけられるかもしれません。
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樹齢数百年の杉があたりを暗くする・ 夫婦杉と称されている |
中の鳥居 こけおどしなんかの無い神域を示すシンプルなものである |
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塀越しに見る神殿である。杉木立の中小さいながらも格式をたたえている | 拝殿であるが大きなものではない。自然が神域であり、それを侵さないように配置されている。 |
写真データ MINOLTAα7700i オリパン400 コシナワイドズーム19mm〜 Y2