Agfa Karat 36
カラート36
カラー試写

 アグファ・カラート 36 ドイツ
 アグファ・ゾリナー SOLINAR 50mmf2.8 コーティングあり
 シンクロコンパー

 ビトー2の時にも撮影した町内のポストです。少し濃厚な感じになっています。バランスが少し紫によっているのはスキャナーのせいの様で、ポジを見た感じでは少し違います。
 赤一色でもべったりならずにきちんと描写されていると思います。

 同じような光線状況でビトーIIとカラートでこのポストを撮りましたから、次のレチナIaのカラー試写でもこのポストをとりたいと思います。
 マニュアル巻き戻しですから、同じ場所で同じフィルムを詰め替えてやれば良いのでしょうね。フィルムの擦り傷が出ても描写のテストにはそれが一番公平なやり方でしょう。

 割合と癖の無い発色ですが、画題が偏ってしまいましたので、今度の撮影の時には林の中などの物を加えます。土塀やポストの感じでは結構しっとりした色が出るような気がします。
 解像度に関してはこれだけ見ていると充分水準に達しているのですが、同じときにメダリストのテストもしたので、やはり中判対35mmと言うものを感じました。やはり、ケース・バイ・ケースでカメラを換えるのが正しいやり方だと思わされました。