MIDDL 120A
ミドル 120A
MIDDL 120A
音羽光学 1952年 9000円
レンズ MIDDL 75mm f3.5 〜 22 前球回転式
シャッター NSK(日本光測機) B 1〜200 セルフタイマー付き
赤窓式
シンクロ接点・・・コダック式
ごらんのように見かけは6*6スタイルです。実際はファインダーが縦長で分かるようにセミ版のカメラです。
四畳半メーカーのように消えていった音羽光学・東京の製品ですが作りはまじめなものです。シャッターはこの時代の普及機に多いNSKのものです。
面白いのは赤窓が緑窓になっています。この時代になればフィルムの安全光は赤ではなく緑なのですからこれが本当なのかもしれません。ただ、フィルムを入れてみると番号は赤窓を通してみるのを前提にしているのでかなり見づらいものです。少し暗くなれば見えない感じです。
レンズの組み立てなども結構きちんとしていますが、グリスが切れてしまい前玉がぐらぐらしています。
あまり売れていないカメラで珍しい方に入るでしょうが写りのほうは余り期待できないような気もします。かなり曇っているので掃除しないと試写も出来ない状態です。
レンズの汚れを拭いて蛇腹の穴をふさいだのでモノクロの試写をしました。ネガでは良く写っているようで伸ばしに耐えないのはこの固体だけなのかどうか分かりません。
試写結果は・・・モノクローム試写