紀勢本線
JR KISEI Line
JR 紀勢本線は亀山から紀伊半島をぐるっと廻って和歌山までを走る鉄道です。
紀伊半島の大動脈として期待され、太平洋戦争中の中断をはさんで長年の難工事の末、全通しました。しかし、最後の熊野・尾鷲間が開通した1960年代には、もう過疎と言う言葉が生まれる時代になっていました。この路線は一度も黒字になることなく、さりとてはずすことも出来ずに走り続けています。
今では新宮から和歌山・天王寺方向はJR西日本、鵜殿から亀山・名古屋方向はJ東海と二つに分けられています。
熊野市はJR東海最後の特急停車駅です。特急は『ワイドビュー南紀』が走ります。その名の示すとおり、「ワイドビュー飛騨」と同じ車両です。