熊野市木本町
本町通
かつては紀勢西線の終着駅紀伊木本駅から、尾鷲方面への巡航船の波止場までの道筋として栄えた通りです。
格子戸の入った商家だ並んだ、間口が狭く奥行きの深い昔の町並みです。
高度成長と共に全国の田舎を襲った過疎の波にもまれて、跡継ぎのいなくなった家が取り壊され歯抜けになりつつありますが、まだ、古い建物が点在します。戦火にも見舞われず、大火をも起こさず守られた町です。
モノクロの似合う町筋をまとめてみました。
格子の家、ガラス戸の商店、ハイカラな洋館建て・・・混在した町並み・・・ PAXINA29 T-MAX100 |
人通りの絶えた静かなたたずまい・・・時代を忘れた通りです。 IKONTA523/16左3枚テッサー右ノバー T-MAX100 |
全て2005年3月撮影です。街角のポストも昔のまま現役です。90歳になるおばあさんが切手を売っています。昔は、何処の町にもあった風景です。