* 106-114 はカートリッジに入れるものです
**終了はコダック社のカタログに最後に載った時期です。
規格 発売 終了 サイズ 備考
35 1916 Jan 1933 1 1/4 x 1 3/4
101 1895 July 1956 31/2 x 3 1/2
102 1896 Sep 1933 1 1/2 x 2
103 1896 Mar 1949 3 3/4 x 4 3/4
104 1897 Mar 1949 4 3/4 x 3 3/4
105 1897 Mar 1949 2 1/4 x 3 1/4
106* 1898 1924** 3 1/2 x 3 1/2
107* 1898 1924** 3 1/4 x 4 1/4
108* 1898 Oct 1929 4 1/4 x 3 1/4
109* 1898 1924** 4 x 5
110* 1898 Oct 1929 5 x 4 110カメラと二重使用
112* 1898 1924** 7 x 5
114* 1898 Unknown 12cm x 9cm
115 1898 Mar 1949 6 3/4 x 4 3/4
116 1899 Apr 1984 2 1/2 x 4 1/4
117 1900 Mar 1949 2 1/4 x 2 1/4
118 1900 Aug 1961 3 1/4 x 4 1/4
119 1900 Jul 1940 4 1/4 x 3 1/4
121 1902 Nov 1941 1 5/8 x 2 1/2
122 1903 Apr 1971 3 1/4 x 5 1/2
123 1904 Mar 1949 4 x 5
124 1905 Aug 1961 3 1/4 x 4 1/4
125 1905 Mar 1949 3 1/4 x 5 1/2
126 1906 Mar 1949 4 1/4 x 6 1/2 インスタマティックと二重使用
127 1912 Jul 1995 1 5/8 x 2 1/2
128 1912 Nov 1941 1 1/2 x 2 1/4
129 1912 Jan 1951 1 7/8 x 3
130 1916 Aug 1961 2 7/8 x 4 7/8
616 1932 May 1984 2 1/2 x 4 1/4
620 1932 Jul 1995 2 1/4 x 3 1/4 120巻き替え使用可
828 1935 Mar 1985 28mm x 40mm

Film Format
フィルムの規格

  

 カメラが実用化されて色んな写真が撮られるようになったのは。ガラスに感光剤を塗って乾かした『ガラス乾板』が実用化されてからです。
 しかし、それでもすぐに割れる重いガラスの板を持ち運ばなくてはならないので携帯には限界がありました。
 そこで発明されたのが、透明なセルロイドに感光剤を塗った『フィルム』です。
 これは薄くて軽いです。さらに、このフィルムの裏側に黒い紙を貼り付け、長い物を作ることで、何枚も撮れる様になりました。
 20世紀に入ると、このフィルムと蛇腹式のカメラの発明が組み合わされて、本当にどこへでも持って行ける『カメラ』が登場したのです。
 このフィルムをリードしたのがアメリカの『イーストマン コダック社』です。
 フィルムを売り出し、そのフィルムを売るために大衆用のカメラを次々に発売して行きました。
 海外のオークションeBayなどでは1920年ごろから40年ごろまでのまさにクラシックなコダックカメラがずらりと並んでいます。
 このコダック社はその長い歴史の中で実に色んな規格のフィルムを発売して来ています。
 ロールフィルムの中で今でも作っているのは135・35mmフィルムと120.220位になっていますが、今までに廃止したロールフィルムの主な物は下のようなものです。
 これらの規格のフィルムが必要なカメラは事実上使えないと言うことですから、中古を買うときには気をつけてください。
 さらに、同じ番号を二度使うなどかなりいい加減な感じもします。