デジタルカメラ   

 世の中はまさにデジタル時代ですね。カメラもデジタルカメラの方が沢山売れている状態です。
 携帯電話もカメラが付いた頃は『カメラ付携帯電話』でしたが、最近はカメラの付かないのを買う方が難しい状態ですね。
 街中で何かがあると一斉に形態を取り出して少し腕を伸ばして、シャッターを切るのが日本の風景になりましたね。
 気楽に写真を撮っている方に感じで居ますが、この写真はほとんどの場合残されません。一時的に楽しんであとになると記念にはならないことが多いのです。
 デジタルカメラについても同じ傾向があります。画面で楽しんで、パソコンに取り込んで・・・・HDに保存して残したつもりになっていますね。
 この保存ではあとに残りませんね。PCが壊れたりした時にはそれで終わりです。
 もう一つ気をつけなくてはならないのは、プリントアウトしても保存が出来ないと言うことです。写真屋さんでプリントしてもらうものは20年は持つと思いますが、私たちの使っているインクジェットはまだ染料を使ったものがほとんどです。これは、明るいところだと一年くらいで変色を始めます。暗いところにおいても10年は持たないのではないかというくらいの耐久性しかありません。
 こうした特性をきちんとわきまえておかないと、将来『記念の写真が無い』ことになります。
 残したいものは写真屋さんのプリントしてもらう。CDやDVDに焼いておく・・・などの方法をとってください。
 何百万画素あっても消える時は一緒です。